今すぐではなく、夫婦が逝去し三回忌が過ぎたらお墓を閉じたい。どうしたらいい?
神奈川県でおなじみの地元密着型地域情報誌『タウンニュース平塚版 2018(平成30)年3月29日号 紙上ゼミナール Vol.3』に出稿協力しました。
今回は、いずれ自分たちの代で途絶えてしまう跡継ぎのいない先祖代々のお墓、今すぐ閉じてしまうのは本当に忍びない。せめて、夫婦で一緒に入った後、例えば三回忌が過ぎたあたりでお墓を片付けてほしい(お墓じまい)が、はたしてそんなことを頼める人がいるものだろうかというご質問にお答えしました。
まず、ご自分たちが亡くなった後、ご夫婦で一緒に入った後にお墓を閉じてもらうわけですから、この世に生存する誰かの手を借りなくてはそのご要望を実現することはできないことをご理解ください。
そして、そのご要望を叶える方法としては、改葬手続一式を死後の事務として生前に委任契約を締結しておく方法で実現が可能です。期間限定にはなってしまいますが、手を合せる場所を残した上で、遠縁のご親戚に迷惑をかけることなく寺院や墓地管理者ともトラブルになることなく円満にお墓じまいをするためには何を大切にしたらいいか、一緒に考えながらあなたに最適のお墓じまいのかたちをご提案させていただきます。
なお、ご自分の死後に委任事務が確実かつ迅速に執行されるためにも、契約書は必ず公正証書にしておきましょう。当事務所は、国家資格を持つ代表自身が役所等の複雑な許可申請手続きから寺院との折衝や石材業者の選定・手配までをマンツーマンで一貫対応、法律知識と調整力に自信があります。
些細なことでも結構です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。