後継者のいない郷里のお墓を閉じたい。どうしたらいいの?
神奈川県でおなじみの地元密着型地域情報誌『タウンニュース平塚版 2018(平成30)年元旦号 紙上ゼミナール Vol.2』に出稿協力しました。
今回は、遠くの郷里にある後継者のいないお墓を閉じたい(お墓じまいをしたい)が、いったい何から始めたらいいかわからないというご質問にお応えしました。
ひとことでお墓じまいと言っても、遠くの郷里にあり維持管理が難しくなったお墓を現在の居住地近くの公営墓地等に改葬移転する場合から、跡継ぎのいないお墓を閉じてしまう場合まで様々あります。もっとも大切にしてほしいことは、他人の美談に惑わされずに、ご親族が今後もわだかまりなくご供養の心を持ち続けるためにはどうしたらいいか、あなたらしいお墓じまいのかたちを一緒に考えていきます。
また、お墓じまいは自分でやってできないことはありませんが、役所等の複雑な許可申請に加えて、菩提寺のご住職やご親族への理解と協力の要請、墓地の原状回復に必要な石材業者への作業手配と進捗管理など、やらなければならないことがたくさんあります。無用なトラブルを未然に防ぐためにも、法律知識に加えて対人支援能力と調整力も兼ね備えた専門家に事前にご相談されることを強くお勧めします。
些細なことでも結構です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。